TYPE OF LEATHERレザーの種類

  • ヴェジタブルタンニン鞣し
    自然から抽出されるタンニンで鞣す為、革を作るのに長い時間を要します。
    長く、ゆっくり時間をかけて鞣す為、独特な柔らかさと表情が得られます。
    革には一点一点、微妙な個体差が見られ、革には奥行きが感じられます。クロム鞣しとは違い経年変化を革の特徴、味としてお楽 しみいただけます。
  • 混合鞣し
    自然なヴェジタブルタンニンに少しのクロム(全体の分量の 1%~2%程度)を加えて、自然な風合いを最大限に活かしつつ、経年 変化のスピードを抑え、使い始めの雰囲気を、ヴェジタブルタンニン鞣しの革よりも長くお楽しみいただける工夫をしています。
  • COW mineral leather / 栃木で鞣されたヴェジタブルタンニンレザー
    COW mineral leather
    栃木で鞣されたヴェジタブルタンニンレザー
    革にしっかりと油分を含ませ高温プレスをかけることで表面に光沢感をだした革。もっちりとした弾力、透明感、革を 1~1.2 ㎜の薄さにすることで、強度とともに軽さを求めた革。
  • OIL shrink leather / 兵庫県たつの市で鞣されたヴェジタブルタンニンレザー
    OIL shrink leather
    兵庫県たつの市で鞣されたヴェジタブルタンニンレザー
    革そのもののシボ感を活かしつつ革にプレスで圧をかけ少し硬めに仕上げている、革に含まれる油分を表面に浮き上がらせることで光沢を出している、少し硬めに仕上げた革は使うこむほどに柔らかくなります。もともとシボ感も所々にあるのも特徴で、革本来の味をお楽しみいただけます。少し傷が目立ちやすいがなじんでくるといい風合いに代わってくる。
  • MAT shrink leather / 兵庫県たつの市で鞣されたヴェジタブルタンニンレザー
    MAT shrink leather
    兵庫県たつの市で鞣されたヴェジタブルタンニンレザー
    OIL shrink と同じ鞣し。染色工程で最後の高温プレスをせずにマット素材に仕上げました。油分がしっかり中に含まれていますので、使い込むほど艶が出てくるのをお楽しみいただけます。
  • Proof Canvas * MAT shrink leather / 京都で加工されたキャンバス地 ※たつの市で鞣されたヴェジタブルタンニンレザー
    Proof Canvas * MAT shrink leather
    京都で加工されたキャンバス
    ※たつの市で鞣されたヴェジタブルタンニンレザー
    プルーフキャンバスは、キャンバス地の上から京都友禅の技法を用いて撥水加工をしています。キャンバスに加工をすることによって、綿素材の“あたり”と独特な光沢感とのコントラストがお楽しみいただけます。革は牛革で柔らかくなじみやすいのが特徴です。
  • Cotton * steer leather 岡山県倉敷市で生産されたコットン ※姫路で鞣された混合鞣しレザー
    Cotton * steer leather
    岡山県倉敷市で生産されたコットン
    ※姫路で鞣された混合鞣しレザー
    コットンは実際にトラックの幌や自衛隊のテントにも使用されている特殊加工で通常よりも強力なパラフィン加工をかけたものです。コットンベースの生地は紫外線にも強く、さらにパラフィンで強力撥水を加えることで日常使いにも使え、使い込むほどに味わい深いものとなります。革とのコンビネーションで鞄全体が引き締まった印象になります。
  • URUSHI steer oil leather / 内地産黒毛和牛に本漆を塗った革 / 兵庫県姫路市で鞣され加工された混合鞣し革
    URUSHI steer oil leather
    内地産黒毛和牛に本漆を塗った革 /
    兵庫県姫路市で鞣され加工された混合鞣し革
    漆革は日本で鞣された内地産黒毛和牛のステアレザーを染色した後にキメの細かいシボを型押しで創出します。細かいシボの凹凸の凸の部分だけに漆が吸着するように繰り返し何回も時間と日数かけて塗る作業を行い乾燥させます。そうすることで、革の表面は漆の独特な光沢を持ち、革の凹の部分は革の柔らかさを保ち、独特な柔らかさと光沢を併せ持った革に仕上がります。
    この技術は古くから武士の甲冑の装飾部、現在では剣道の胴の部分の装飾部に使用されています。 日本の伝統技術を職人が守り、世界に広げる役割をブランドが担うという新しいアプローチと捉え、コレクションに使用しています。
  • glove leather / 兵庫県たつの市で鞣された革 / 混合鞣し
    glove leather
    兵庫県たつの市で鞣された革 / 混合鞣し
    グローブレザーは実際に野球のグローブに使用される革をベースに、キメ細やかでスポーツ用の革の雑味をとった、しなやかな革に再加工した革です。多くの加工を加えないマット仕上げで、革には弾力があり手触りも良く、使い込むほどに光沢感が得られます。
  • H cow leather / 兵庫県 姫路市でなめされたヴェジタブルタンニンレザー / 北海道産の牛革
    H cow leather
    兵庫県 姫路市でなめされたヴェジタブルタンニンレザー /
    北海道産の牛革
    エイチカウは北海道産の牛革でオイル感を少し抑えたスムース革に仕上げ、その後50のプレス加工を施しています。オイル感を抑えることで、カラーバリエーションに色感、鞄の重さを軽減。50℃のプレスを加えることで透明感を表現しました。日照の程度によりますが日焼けにより色の濃度は上がります。
  • A horse leather / 兵庫県姫路市でなめされたヴェジタブルタンニンレザー / 青森県産の馬革
    A horse leather
    兵庫県姫路市でなめされたヴェジタブルタンニンレザー /
    青森県産の馬革
    エイホースは青森県産の馬革にパラフィン系のホワイトワックスを表面に塗り110の高温プレスを施しています。プレスをすることでホワイトワックスを革の中に浸透させています。この加工によりホワイトワックスが網目状の模様のようになり、使用頻度によりますが使用時の摩擦によりよりワックスが浸透し、ベースのカラーに近づいていきます。
  • R NYLON / ツイル組織のリサイクルナイロン
    R NYLON
    ツイル組織のリサイクルナイロン
    紡糸工場から出るナイロンの製造廃棄物、廃ペットボトルや廃漁網から作られるリサイクルナイロンです。本来破棄され焼却されるはずの物を使用するため、通常のバージンナイロンを製造する際の廃棄時のエネルギー消費などの大気や水の汚染も軽減できることになります。ツイル組織で形成された品のある素材です。
  • Ostrich Leather / 南アフリカで鞣された革
    Cordovan / new cordovan
    兵庫県姫路市でなめされたヴェジタブルタンニンレザー
    コードバンは馬の臀部にある繊維が複雑に絡み合った層を削り出した、馬革のみでしか表現のできない革です。胴体部分や牛革などの革と違い繊維は緻密で、表面はなめらかな肌触りと独特のやさしい光沢感を最終仕上げ工程後に得ることが出来ます。植物の渋(タンニン)を用いたフルタンニン鞣しで、その後も特殊な工程を経て、数ヶ月の年月と手間暇をかけて生まれる、たいへん希少な革です。
  • W PIT SHRINK / 兵庫県姫路市でなめされたヴェジタブルタンニンレザー
    W PIT SHRINK兵庫県姫路市でなめされたヴェジタブルタンニンレザー
    国産の和牛をダッチビールキップと同じ姫路の創業100年をこえるタンナーで鞣した革です。
    タンニングの方法も世界的に珍しいピット槽によるヴェジタブルタンニン鞣しで、その後に自然なシボを出すためにシュリンク加工をし、オイル、プレス、染色ど最終加工を施した革です。ピット槽のヴェジタブルタンニンのため柔らかいながらも繊維の強さがあり、薄く仕上げてもアクティブな動きにも耐えられる素材に仕上がっています。
  • D VEAL KIP / / 兵庫県姫路市でなめされたヴェジタブルタンニンレザー
    D VEAL KIP兵庫県姫路市でなめされたヴェジタブルタンニンレザー
    オランダの牧場でミルクのみ(脱脂粉乳など)で育てられた、ミルクフェッドと呼ばれる生育方法で育てられた生後約12ヶ月から約20ヶ月の子牛と成牛の間の牛の皮を、姫路の創業100年をこえるタンナーで鞣された革です。タンニングの方法も世界的に珍しいピット槽によるヴェジタブルタンニン鞣しでその後にオイル、プレス、染色どの最終加工を施した革です。
    このダッチビールは主にヨーロッパの大手メゾンに供給されており、日本ではこの原皮自体はほとんど流通していません。
    また、ダッチビールキップのピット槽ヴェジタブルタンニン鞣しは世界的にもこのタンナーだけと言われています。 ミルクのみで育てられているため余計な不純物をとることなく育てられているため、他のキップサイズの革よりも繊維がきめ細かいと言われています。
  • ZEO LITE shrink leather / 兵庫県たつの市で鞣された牛革
    ZEO LITE shrink leather
    兵庫県たつの市で鞣された牛革
    ゼオライトとは鉱石の一種で1756年にアイスランドで発見され日本では沸石とも呼ばれています。
    ゼオライト鞣しの特徴は、今までにはない鞣しの製法で、非常に優れた生分解性があり、好条件下では数ヶ月で生分解されます。革や革製品を土に埋めて生分解すれば焼却廃棄時のCO2発生の原因にはなりません。
    森林資源への影響も少なく、染色等の再鞣しで石油由来の成分を使用しない、もしくは最小限にとどめているため石油資源への影響も少ないのが特徴です。オイル入れの際のオイルも主に植物由来のオイルを使用していますので、通常加脂剤として多く使用する魚油と言われる魚類から抽出した油脂を使用しないため海洋資源にも影響の少ない革と言われています。
    今回は、自然な細かいシボと透明感を出すための植物性オイル、素材感を出すためのタンニンを少し加えた柔らかい革です。
  • Ostrich Leather / 南アフリカで鞣された革
    Ostrich Leather
    南アフリカで鞣された革
    原皮、鞣しともに南アフリカにて加工されたダチョウの革で、筋肉の発達により革のハリとコシが強く強度にとても優れている革です。クイルマークと呼ばれるオーストリッチ特有の模様は使い込むほど革に濃淡が表われ、ツヤが増し独特な風合いをお楽しみ頂けます。クイルマークにも1点1点個体差があり、それぞれの表情をお楽しみ頂けます。
  • Crocodile leather / 東京で鞣された革
    Crocodile leather / POROSUS crocodile
    東京で鞣された革
    *2022年4月より随時シャム、ナイルクロコダイルの使用からポロサスクロコダイルレザーporosus crocodile leatherに変更致します。
    原皮は、主にパプアニューギニア産、タイ産(養殖)を使用。鞣し(皮から革にする工程)、染色を日本のタンナーで行っています。
    鞄、小物共に四角形(長方形)をしたバランスのとれた鱗のポロサスクロコダイルレザーを使用し、価値の高い腹側のセンターを鞄の中心に配置しダイナミックな鞄を製作しています。
    ポロサスクロコ 学術名(イリエワニ:一般 / 和名スモールクロコダイル商業名はクロコダイルレザーに分類される中で最高級品です 。
    クロコダイルレザーは革の種類の中でも最も希少性の高いものに分類され、高価な革として流通しています。
    クロコダイルレザーの特徴は背側(鱗にトゲ)と腹側(四角形の鱗が均等に並ぶ)に分けられ、特に腹側が衣類、鞄、小物などラグジュアリーな革として流通し使用されています。
    クロコダイルレザーとして分類されるものにはスモールクロコ(イリエワニ)、シャムクロコ、ナイルクロコ、ラージクロコ(ニューギニアワニ)があります。アリゲーターとカイマンはクロコダイルには分類されません。
    (アリゲーター科,カイマン科になります。)
    クロコダイルレザーは弾力性と強度があり、他の革には出せない独特な雰囲気と、均一に配置されたウロコのバランスがラグジュアリーな雰囲気を演出してくれます。

革を作るには長い時間を要します。
長く、ゆっくり時間をかけて鞣す為、独特な柔らかさと表情が得られます。
自然が作り出す美しさをお楽しみいただけます。
独特の素材と存在感をお楽しみいただけます。
使用すると、人の肌と同様、日焼けをします。
使用することで独特な風合いが得られ、より柔らかくなります。